平成 8年 6月 定例会(第2回) 第2回
箕面市議会定例会継続会会議録 6月21日(金曜日)〇出席議員 1番 二石博昭君 14番 中川善夫君 2番 高岸治男君 15番 八幡隆司君 3番 稲尾寛一君 16番 大越博明君 4番 右田光一君 18番 布 邦夫君 5番 岡澤 良君 19番 藤井稔夫君 6番 藤沢純一君 20番 岡田弥作君 7番 斉藤 亨君 21番 森岡利秋君 8番 神田隆生君 22番 花畑舜一君 9番 黒山政之君 23番 北口和平君 10番 上田春雄君 24番 谷 茂男君 11番 中島健二君 25番 石田良美君 12番 島中光治君 26番 内海辰郷君 13番 牧野芳治君 27番 松本 悟君〇欠席議員 なし〇説明のため出席した者の職氏名 市長 橋本 卓君 地域整備部長 清田栄紀君 助役 毛利正幸君 建設部長 大谷和雄君 助役 梶田 功君 環境下水道部長 福田嘉和君 収入役 柴田龍男君 出納室長 稲田 博君 総務部長 池永 稔君 教育長 西尾日出子君 企画部長 横尾 巌君
水道事業管理者 芝 寅勇君 監査委員 人権文化部長 出水睦夫君 葛西嘉昭君 事務局長 農業委員会 競艇事業部長 西田義信君 大谷俊郎君 事務局長
選挙管理委員会 市民生活部長 寺内 勇君 佐藤昭夫君 事務局長 健康福祉部長 清水朝一君 市立病院長 下辻常介君 市立病院 都市計画部長 井上 整君 北脇善明君 事務局長 消防長 木村忠利君 指導部長 川勝健二君 教育次長 酒井精治君 水道部長 奥野三十四君 生涯学習 三宅芳雄君 推進部長〇出席事務局職員 事務局長 石田憲和君 議事係長 西川和彦君 次長 上野信一君 主事 戸島 明君〇議事日程 (第2号) 平成8年6月21日 午前10時開議 日程第1
会議録署名議員の指名 日程第2 第55号議案 損害賠償請求に関する和解の件 (
民生常任委員長報告) 日程第3 第56号議案 箕面市
消防団員等公務災害補償条例改正の件 (
総務常任委員長報告) 日程第4 第57号議案 平成8年度箕面市
一般会計補正予算(第1号) 日程第5 第58号議案 平成8年度箕面市特別会計財産区
事業費補正予算(第1号) 日程第6 第59号議案 平成8年度箕面市
病院事業会計補正予算(第1号) (
総務常任委員長報告) (
文教常任委員長報告) (
民生常任委員長報告) (
建設水道常任委員長報告) 日程第7
保健福祉総合施設建設特別委員会経過報告の件 (
保健福祉総合施設建設特別委員長報告) 日程第8 報告第12号 専決処分の報告の件 日程第9 報告第13号 箕面市
土地開発公社経営状況報告の件 日程第10 報告第14号
箕面都市開発株式会社経営状況報告の件 日程第11 報告第15号 財団法人箕面市
文化振興事業団経営状況報告の件 日程第12 報告第16号 財団法人箕面市
障害者事業団経営状況報告の件 日程第13 報告第17号 財団法人箕面市
医療保健センター経営状況報告の件 日程第14 報告第18号 財団法人箕面市
国際交流協会経営状況報告の件 日程第15 報告第19号 専決処分の承認を求める件 日程第16 報告第20号 専決処分の承認を求める件 日程第17 第60号議案
工事請負契約締結の件 日程第18 第61号議案
工事請負契約締結の件 日程第19 諮問第3号 人権擁護委員の推薦について意見を求める件 議員提出議案 日程第20 箕面市税条例改正の件 第3号 議員提出議案 日程第21 箕面市
ホタル保護条例制定の件 第4号 日程第22 請願第2号 意見書採択に関する請願 日程第23 請願第3号 消費税増税の中止と消費税の廃止を求める請願 日程第24 請願第4号 箕面市議会の
同和行政終結決議を求める請願 日程第25
一般質問 ------------------------------------ (午前10時 継続開議)
○議長(北口和平君) ただいまより平成8年第2回
箕面市議会定例会継続会を開議いたします。 この際、諸般の報告をいたさせます。事務局長 石田憲和君
◎事務局長(石田憲和君) まず議員の出席状況をご報告申し上げます。 本日は全員出席でございます。したがいまして本日の出席議員は26名で議会は成立いたしました。 次に本
定例市議会継続会に付議される事件の説明員をご報告申し上げます。 (以下報告)
○議長(北口和平君) 日程第1、「
会議録署名議員の指名」を行います。 本日の
会議録署名議員は、会議規則第117条の規定により議長において6番 藤沢純一君及び21番 森岡利秋君を指名いたします。 次に日程第2、第55号議案「損害賠償請求に関する和解の件」を議題といたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。
民生常任委員長 中島健二君
◆
民生常任委員長(中島健二君) さきの本会議において、当
民生常任委員会に付託されました議案審査のため、去る6月7日午前10時から委員会を開催し、慎重審査いたした諸議案のうち、ただいま議題となっております第55号議案「損害賠償請求に関する和解の件」につきましては、
有害鳥獣駆除事業を依頼する背景、鹿の生息数及び捕獲制限頭数、鉄砲以外の被害防止対策の検討、野生動物との共生について質疑、要望がなされたほか、府及び関係市町による生息実態も含めた広域的な対応並びに損害賠償額の負担のあり方等について種々質疑、要望がありましたが、本件につきましては異議なく原案どおり可決すべきものと決した次第であります。 以上、まことに簡略ではありますが、当
民生常任委員会に付託されました「損害賠償請求に関する和解の件」についての審査経過の概要とその結果の報告といたします。
○議長(北口和平君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (“なし”の声あり)
○議長(北口和平君) ないようでございますので、これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 (“なし”の声あり)
○議長(北口和平君) ないようでございますので、これにて討論を終結いたします。 よってこれより第55号議案「損害賠償請求に関する和解の件」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告どおり決することにご異議ありませんか。 (“異議なし”の声あり)
○議長(北口和平君) ご異議なしと認めます。 よって本案は委員長報告どおり可決されました。 次に日程第3、第56号議案「箕面市
消防団員等公務災害補償条例改正の件」を議題といたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。
総務常任委員長 中川善夫君
◆
総務常任委員長(中川善夫君) さきの本会議において、当
総務常任委員会に付託されました諸議案のうち、、ただいま議題となりました条例案件1件につきまして、審査いたしました経過の概要とその結果についてご報告申し上げます。議案の審査につきましては、去る6月12日午前10時より当委員会を開催し、慎重に審査いたしたところであります。 第56号議案「箕面市
消防団員等公務災害補償条例改正の件」につきましては、
公務災害補償財源の負担割合及び補償額などについて、種々質疑、要望がありました。 本件につきましては、原案どおり可決すべきものと決した次第であります。 以上、まことに簡略ではありますが、当
総務常任委員会に付託されました条例案件1件についての審査経過の概要とその結果のご報告といたします。
○議長(北口和平君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (“なし”の声あり)
○議長(北口和平君) ないようでございますので、これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 (“なし”の声あり)
○議長(北口和平君) ないようでございますので、これにて討論を終結いたします。 よってこれより第56号議案「箕面市
消防団員等公務災害補償条例改正の件」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告どおり決することにご異議ありませんか。 (“異議なし”の声あり)
○議長(北口和平君) ご異議なしと認めます。 よって本案は委員長報告どおり可決されました。 次に日程第4、第57号議案「平成8年度箕面市
一般会計補正予算(第1号)」から日程第6、第59号議案「平成8年度箕面市
病院事業会計補正予算(第1号)」まで、以上3件を一括議題といたします。 以上3件に関し、各委員長の報告を求めます。まず
総務常任委員長 中川善夫君
◆
総務常任委員長(中川善夫君) ただいま議題となりました補正予算のうち、当
総務常任委員会に付託されました補正予算2件につきまして、審査いたしましたその結果についてご報告申し上げます。 第57号議案「平成8年度箕面市
一般会計補正予算(第1号)」中、当委員会所管に係る予算、及び第58号議案「平成8年度箕面市特別会計財産区
事業費補正予算(第1号)」、以上2件につきましてはいずれも異議なくこれを認め、原案どおり可決すべきものと決した次第であります。 なお、付託議案外といたしまして、
o特別職報酬等審議会の運営方針、諮問方法及び報酬改定の
考え方o行政改革の取り組み状況と今後の
スケジュールo市税収入の推移と経常収支比率の
見通しo納税証明書等の自動交付機の
設置oPHS電話、コードレス電話並びに
ケーブルテレビ放送導入の検討o税負担増に対する
救済措置o公共施設における
ポスター類掲示許可のあり方o職員としての身だしなみの
あり方o固定資産税の算出基準などについて、種々質疑並びに要望がありましたことを申し添え、以上、まことに簡略ではありますが、当
総務常任委員会に付託されました補正予算2件についての審査経過の概要とその結果のご報告といたします。
○議長(北口和平君) 次に
文教常任委員長 二石博昭君
◆
文教常任委員長(二石博昭君) ただいま議題となっております補正予算のうち、さきの本会議におきまして当
文教常任委員会に付託されました予算1件について、審査経過とその結果をご報告いたします。議案の審査につきましては、去る6月6日午前10時より当委員会を開催し、再度提案理由の説明を受けた後、慎重に審査いたしたものであります。 第57号議案「平成8年度箕面市
一般会計補正予算(第1号)」中、当委員会所管に係る予算につきましては、まず「箕面市
教育活動推進費」に関して、研究委嘱校における同和教育研究に対する考え方及び今後の同和教育のあり方を問われたほか、関連として、「家庭学校」教育推進事業の実施内容及び同事業に対する認識などについて質疑がありました。 本件につきましては一部委員より、教員が改めて同和問題を研究するのに予算を使う必要はないとして反対意見が提出されましたので、採決の結果、賛成多数で原案どおり可決すべきものと決した次第であります。 なお、付託議案外といたしまして、市内小学校における学級文集の焼却処分、
学力生活総合実態調査、及び市内小学生による
女子サッカーチームの全国大会出場に対する支援策等について、種々質疑、要望がありましたことを申し添え、以上、まことに簡略ではありますが、当
文教常任委員会に付託されました補正予算1件につきましての審査経過の概要とその結果についてのご報告といたします。
○議長(北口和平君) 次に
民生常任委員長 中島健二君
◆
民生常任委員長(中島健二君) ただいま議題となっております補正予算のうち、さきの本会議において当
民生常任委員会に付託されました予算2件について、審査いたしました経過の概要とその結果について順次ご報告申し上げます。 まず最初に、第57号議案「平成8年度箕面市
一般会計補正予算(第1号)」中、当委員会所管に係る予算につきましては、
障害者福祉センター費に関連して、入居者なり利用者がかわる中、活用しやすい施設への手直しの検討方について質疑がありましたが、本件につきましては異議なくこれを認め、原案どおり可決すべきものと決した次第であります。 次に第59号議案「平成8年度箕面市
病院事業会計補正予算(第1号)」につきましては、
電子計算機賃貸借事業に関して、本事業の原因となった工事事故の内容等について種々質疑がありましたが、本件についても異議なくこれを認め、原案どおり可決すべきものと決しました。 なお、付託議案外といたしまして、oスーパー等大
規模店舗出店計画並びに米穀販売の規制緩和に伴う行政対応について
oライフプラザ施設の利用対象者、ケースワーカーの現状認識及び健康増進施設の確保について
o福祉バス運行ルートについて
oごみ収集体制変更に伴う周知方策についてo火葬場建設における補助金獲得の取り組みについてo「地対財特法」期限切れ後の対応についてoごみの搬出場所及び収集依頼等に対する対応などについて、種々質疑並びに要望がありましたことを申し添え、以上、まことに簡略ではありますが、当
民生常任委員会に付託されました補正予算2件についての審査経過の概要とその結果のご報告といたします。
○議長(北口和平君) 次に
建設水道常任委員長 大越博明君
◆
建設水道常任委員長(大越博明君) ただいま議題となっております補正予算のうち、さきの本会議において当
建設水道常任委員会に付託されました1件について、審査いたしました経過の概要とその結果について順次ご報告申し上げます。議案の審査につきましては、去る6月11日午前10時より委員会を開催し、慎重審査いたしたところであります。 第57号議案「平成8年度箕面市
一般会計補正予算(第1号)」中、当委員会所管に係る予算につきましては、債務負担行為の補正に関して、「
箕面新都心公共公益施設用地取得事業(第二次分)」に係る用地買収単価及び換地面積の詳細、並びに今の時期に取得する理由のほか、新都心に建設が想定される具体的な公共施設及びその構想について質疑がなされたほか、用途地域指定及び人口密度規制の見直しのあり方、新御堂筋線に現存するポプラの取り扱いなどについて、種々質疑、要望がなされました。 本件につきましては一部委員より、施設計画が定かでなく、また財政的検討が不十分である。加えて大局的に見ても問題点を残したまま開発が進められているとして反対意見が、一方、まとまった土地を市が買い上げ、親水空間を含む公共施設を検討することで、新都心のまちの姿に幅ができるので了とするとの賛成意見が表明されましたので、採決の結果、賛成多数をもって原案どおり可決すべきものと決した次第であります。 なお、付託案件外といたしまして、
府道豊中亀岡線拡幅工事の進捗状況と周辺対策、同工事完成時における
東西間バス網整備の協議状況及び取り組みのほか、
箕面ドライブウエー入り口に新設された信号の取り扱い並びに近隣地での信号配置の検討、サンプラザ周辺の不法駐車・駐輪車両への対応及び市営第一駐車場の建て替えについて、また樹木の剪定や遊具の維持補修などを含めた公園管理のあり方、桜井駅前再開発に対する取り組み、公営住宅の建設、公認水道業者の許可方法などについて、種々質疑、要望がありましたことを申し添え、以上、まことに簡略ではありますが、当委員会に付託されました補正予算1件についての審査経過の概要とその結果のご報告といたします。
○議長(北口和平君) これより一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。 (“なし”の声あり)
○議長(北口和平君) ないようでございますので、これにて質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております3件のうち、日程第4、第57号議案についてこれより討論に入ります。 討論の通告がありますので発言を許します。18番 布 邦夫君
◆18番(布邦夫君) 第57号議案について反対し、以下その理由を述べます。 反対の第1の理由は、新都心整備にかかわる債務負担の予算についてであります。本財政措置は、財産区財産である木戸ケ池を区画整理事業の仮換地前に取得しようとするものであり、その限りにおいては事務的な措置であります。しかしこの事業は、今日ではすでに明らかなように
箕面新都心整備と一体であり、その債務負担名目にもあらわれているとおりであります。この整備構想は、長期間にわたって、市民ばかりか繊維卸商業界が要望してきた大量輸送機関の延長を軸として、萱野地域における開発を進めようとするものであります。ところがこの開発は、いまだ箕面市もどのようなまちづくりを進めていくのか、財政規模を含めてその構想も示していないのであります。さらに、この整備と連動しての423
号バイパストンネルとの関係、他の
大型プロジェクト事業との関係で、車両増大による騒音、排ガスなどの対応についても、不十分な調査や対策となっています。ましてや、
大量輸送機関地下鉄延伸の財政措置も含めて、全くめどの立っていないもとでの整備であります。こうした背景のある中で、事務的措置の妥当性があるとしても、整備構想を促進する本財政措置を認めるわけにはまいりません。池の買収の後、事業計画の残りのわずかな池を生かし、親水性のあるまちづくりができるからよいという発想は、木を見て森を見ないたぐいであることも指摘しておきます。 反対の第2の理由は、大阪府の補助金を受けて、同和教育指定校として偏向した教育推進に係る事業を行う財政措置についてであります。そもそも同和教育とは何か、被差別部落という特別な地域や人種を生み出した背景、部落差別を生み出した権力者の意図、政府や自治体による行政措置の怠慢、それらに対する国民と部落住民の長期にわたる闘い、こうしたことを、いかに正しく生徒の発達状況に応じて適切に教えるか、こうした立場でスタートしてまいりましたが、その後、変質した部落解放同盟に屈服し、部落排外主義に基づく偏向教育がもたらされ、今日では目に余るものとなっています。今日の大阪府や箕面市の同和教育はこの延長線上にあり、そうした中での本補正予算は認められないわけであります。もちろん私は、指定校の教師集団が民主的な人権教育を進めるために研究をすることに大きな期待を持っています。だとしても、あと数カ月で行政によって定められた同和地域という呼称さえなくなり、今後は国民の民主的運動の前進、今後の正しい基本的人権の保障と推進によって行政が進まなければならない中で、同和教育としての特別な教育をすることに大きな不安を持っています。 以上、簡潔に反対理由を述べ、反対討論とします。
○議長(北口和平君) 以上で通告による討論は終わりました。ほかに討論はありませんか。 (“なし”の声あり)
○議長(北口和平君) ないようでございますので、これにて討論を終結いたします。 よってこれより第57号議案「平成8年度箕面市
一般会計補正予算(第1号)」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(北口和平君) 起立者多数であります。 よって本案は委員長報告どおり可決されました。 次に日程第5、第58号議案及び日程第6、第59号議案、以上2件に対し、これより一括して討論に入ります。討論はありませんか。 (“なし”の声あり)
○議長(北口和平君) ないようでございますので、これにて討論を終結いたします。 よってこれより第58号議案「平成8年度箕面市特別会計財産区
事業費補正予算(第1号)」及び第59号議案「平成8年度箕面市
病院事業会計補正予算(第1号)」、以上2件を一括採決いたします。 以上2件に対する委員長の報告はいずれも可決であります。以上2件をそれぞれ委員長報告どおり決することにご異議ありませんか。 (“異議なし”の声あり)
○議長(北口和平君) ご異議なしと認めます。 よって以上2件はそれぞれ委員長報告どおり可決されました。 次に日程第7、「
保健福祉総合施設建設特別委員会経過報告の件」を議題といたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。
保健福祉総合施設建設特別委員長 右田光一君
◆
保健福祉総合施設建設特別委員長(右田光一君) 去る5月30日午前10時から開催いたしました第14回
保健福祉総合施設建設特別委員会につきまして、審査いたしました経過の概要とその結果をご報告申し上げます。 当日の案件につきましては、1、第1期関連事業について2、開設記念事業について3、第1次開設後の運営状況と課題について以上の3案件を設定いたしたものであります。 まず案件1、第1期関連事業については、周辺整備事業、
病院駐車場整備事業及び第1期総事業費見込みについて説明がありました。 これに対して、西側道路工事の完成時期、敷地内における交通安全対策及び駐輪場対策を問われたほか、駐車場に関して、整備後の駐車可能台数、
駐車管制システム導入の目的及び駐車料金徴収の考え方について、そのほか駐車場出入り口の安全性、地下駐車場の照明のあり方などについて種々質疑がありました。 次に案件2、開設記念事業については、事業実施の目的と基本方針、及び記念式典と各種イベントの内容のほか、参加者の交通手段などについて報告を受けたものでありますが、本件についてはこれを了といたした次第であります。 次に案件3、第1次開設後の運営状況と課題については、
総合保健福祉センター総合相談窓口と、老人保健施設及び
箕面市立病院リハビリテーションセンターにおけるそれぞれの運営状況と課題のほか、移送サービスについて報告がありました。 これに対して、
ライフプラザ施設内におけるエレベーター等の表示方法やライフプラザマガジンの掲載内容などについて種々質疑要望がありました。 以上、まことに簡略ではありますが、第14回
保健福祉総合施設建設特別委員会のご報告といたします。
○議長(北口和平君) 次に日程第8、報告第12号「専決処分の報告の件」を議題といたします。 議案の朗読を省略し、市民生活部長から報告を求めます。市民生活部長 寺内 勇君
◎市民生活部長(寺内勇君) ただいまご上程になりました報告第12号「専決処分の報告の件」につきまして、その内容をご説明申し上げます。 本件は、本年4月15日午前11時20分ごろ、
市民生活部環境クリーンセンター環境施設課の職員が公用車を運転中、箕面市牧落1丁目5番先交差点において右折車線を進行中、左の直進車線を進行中の車両と接触し、相手方車両の右側前部が破損した事故でございます。なお公用車には修理を必要とする破損などは生じておりません。その後相手方と交渉いたしました結果、本市が、相手方の損害額24万7,480円のうち2万4,748円を支払うことで和解が成立いたしましたので、地方自治法第180条第1項の規定により、平成8年6月6日専決処分いたしたもので、同法第180条第2項の規定によりご報告申し上げる次第でございます。 なお、このたびの発生事故につきましてはまことに申しわけなく、ここに謹んでおわび申し上げますとともに、今後公用車の運転業務の管理には十分留意いたしてまいりたいと存じます。 以上、まことに簡単ではございますが、報告第12号のご説明といたします。何とぞよろしくご了承賜りますようお願い申し上げます。
○議長(北口和平君) 次に日程第9、報告第13号「箕面市
土地開発公社経営状況報告の件」及び日程第10、報告第14号「
箕面都市開発株式会社経営状況報告の件」、以上2件を一括議題といたします。 議案の朗読を省略し、総務部長から報告を求めます。総務部長 池永 稔君
◎総務部長(池永稔君) ただいまご上程になりました報告第13号「箕面市
土地開発公社経営状況報告の件」及び報告第14号「
箕面都市開発株式会社経営状況報告の件」につきまして、一括してその内容をご説明申し上げます。 まず報告第13号「箕面市
土地開発公社経営状況報告の件」からご説明申し上げます。 本件は、本市が出資いたしております箕面市土地開発公社の経営状況を、地方自治法第243条の3第2項の規定によりご報告申し上げるものでございます。 この内容といたしましては、平成7年度中におきまして、都市計画道路小野原豊中線道路改良事業用地、都市計画道路桜井石橋線道路改良事業用地、萱野中央地区都市核形成事業用地、箕面新都心公共公益施設用地、(仮称)瀬川駐車場整備事業用地等1万7,272.61平方メートルを取得し、また箕面新中区配水池等建設事業用地、及び都市計画公園箕面東公園新設事業用地等の公共事業用地、並びに代替地として1万520.52平方メートルを処分いたしました結果、公社の期末における土地保有面積は8万955.67平方メートルとなっております。また平成8年度におきましても、公有地の拡大の推進に関する法律の趣旨に基づきまして、公共用地の先行取得を行ってまいろうとするものでございます。なお、これら平成7年度中の経営状況並びに平成8年度中の事業計画及び予算につきましては、お手元にご配付申し上げております平成7年度箕面市土地開発公社決算書並びに平成8年度箕面市土地開発公社事業計画及び予算書のとおりでございます。 次に報告第14号「
箕面都市開発株式会社経営状況報告の件」につきましてご説明申し上げます。 本件は、本市が出資いたしております箕面都市開発株式会社の経営状況を、地方自治法第243条の3第2項の規定によりご報告申し上げるものでございます。 箕面都市開発株式会社は、本市が箕面駅前地区市街地再開発事業として施行いたしましたみのおサンプラザビル及び箕面駅前周辺の公共施設の管理業務を主たる目的として、昭和53年に設立し、本年3月末日をもって第18期の営業年度が終了いたしたものでございます。第18期の営業概要といたしましては、箕面駅前第一駐車場、第二駐車場及び箕面文化センター等の公共施設の管理業務の受託、並びにみのおサンプラザビルの管理、同ビル名店会ショッピングセンターの発展と販売促進のための受託業務等に加え、駅前第一駐車場前の土地を取得され、当面駐車場として営業を開始されるとともに、萱野中央新都心整備企画業務を受託され、地権者との調整、まちづくり協議会へのアプローチなどを新たに展開されてきたところでございます。また売り上げ高は、従前市の普通財産でありました箕面駅前第一駐車場が平成7年度から行政財産としての市営駐車場に移行し、受託業務となったため、前期に比し1,800万円の減少となりましたが、各事業において諸経費等の合理的な管理を行い、経営基盤の確立、安定化のため種々の努力がなされているところでございます。この結果、当期利益は474万2,025円となり、また今後の事業展開のための準備金として別途積立金4,000万円を計上され、これにより当期未処分利益は1億4,619万4,851円と相なったものでございます。 また平成8年度におきましては、これまでの事業実績を基本とし、さらに経営の効率化と業績の向上を図るべく鋭意努力されているところでございます。 以上の経営状況の詳細につきましては、お手元にご配付申し上げております箕面都市開発株式会社第18期営業報告書及び箕面都市開発株式会社平成8年度事業計画及び予算書に記載されているとおりでございますので、ご高覧賜りますようお願い申し上げます。 以上、まことに簡単ではございますが、報告第13号「箕面市
土地開発公社経営状況報告の件」及び報告第14号「
箕面都市開発株式会社経営状況報告の件」のご説明といたします。
○議長(北口和平君) 次に日程第11、報告第15号「財団法人箕面市
文化振興事業団経営状況報告の件」を議題といたします。 議案の朗読を省略し、生涯学習推進部長から報告を求めます。生涯学習推進部長 三宅芳雄君
◎生涯学習推進部長(三宅芳雄君) ただいまご上程になりました報告第15号「財団法人箕面市
文化振興事業団経営状況報告の件」につきまして、その内容をご説明申し上げます。 本件は、本市が出捐いたしております財団法人箕面市文化振興事業団の経営状況を、地方自治法第243条の3第2項の規定によりご報告申し上げるものでございます。 まず平成7年度の事業報告でございますが、概要といたしましては、自主公演事業につきまして11事業を実施し、延べ6,670人の入場者を数え、支援型事業のメイプル芸術劇場につきまして4事業を実施し、延べ1,206人の入場者を数えることができました。これらの事業の内容につきましては、クラシック音楽、ポピュラー音楽、演劇、古典芸能、映画等各種ジャンルにわたるよう配慮いたしました。 また講座型事業につきまして、箕面市立市民会館(グリーンホール)において「舞台基礎講座」及び「声の不思議講座」を、箕面市立箕面文化センターにおいては「大極拳講習会」「ヨーガ講習会」及び「管楽器教室」を実施いたしました。 次に受託事業につきましては、箕面市民芸術祭において、箕面市合唱祭等6事業を実施し、延べ2,740人の入場者を数え、箕面市民文化祭においては、市民オペラ「カルメン」を実施し、公募による合唱団103人が参加し、930人の入場者を数えることができました。 また文化施設管理事業につきまして、箕面市立メイプルホール、箕面市立市民会館及び箕面市立箕面文化センターの管理運営を受託し、公立文化施設の特性を生かし、市民から愛され親しまれる公立文化ホールとなるべく、良好な施設イメージの醸成及び管理運営に努めてまいりました。 次に、平成7年度の決算収支といたしまして、収入は基本財産運用収入、自主事業収入、受託事業収入、補助金収入、特定預金取崩収入及び雑収入により、当期収入合計は3億2,441万6,722円となり、これに前期繰越収支差額の651万2,006円を加えまして、収入合計は3億3,092万8,728円となっております。 支出は自主事業費、受託事業費、管理費、固定資産取得支出及び特定預金支出により、当期支出合計は3億2,005万8,798円となっております。 以上の結果、次期繰越収支差額は1,086万9,930円となっております。 続きまして、平成8年度財団法人箕面市文化振興事業団事業計画及び予算につきましてご説明申し上げます。 まず第1に、文化施設を利用して市民各層のニーズに沿った各種自主公演事業、講座型事業及びメイプル芸術劇場を企画実施し、また市主催の児童生徒等芸術鑑賞機会充実事業、箕面市民芸術祭及び箕面市民文化祭を受託し、市民文化の向上、教養の増進を図ってまいります。 第2に、文化情報の収集をし、情報の提供としてメイプルニュース及び年間スケジュールを発行し、広く市民に呼びかけるとともに、メイプルフレンド会員数の拡大により、集客基盤の安定を図ってまいります。 第3に、箕面市立メイプルホール、箕面市立市民会館(グリーンホール)及び箕面市立箕面文化センターの管理運営を受託し、各施設の効率的運用に努めてまいります。 次に予算につきましては、収入・支出額3億1,345万7,000円の計上でございます。 これらの内容につきましては、昨年の事業実績を基礎に、自主事業の充実と新規事業の開拓により、経営の効率化及び業績の向上を図るべく、鋭意努力いたしているところでございます。 以上の経営状況の詳細につきましては、さきにご送付いたしました平成7年度財団法人箕面市文化振興事業団決算書及び平成8年度財団法人箕面市文化振興事業団事業計画及び予算書に記載されているとおりでございますので、ご高覧賜りますようお願い申し上げます。 以上、まことに簡単ではございますが、報告第15号「財団法人箕面市
文化振興事業団経営状況報告の件」のご説明といたします。
○議長(北口和平君) 次に日程第12、報告第16号「財団法人箕面市
障害者事業団経営状況報告の件」及び日程第13、報告第17号「財団法人箕面市
医療保健センター経営状況報告の件」、以上2件を一括議題といたします。 議案の朗読を省略し、健康福祉部長から報告を求めます。健康福祉部長 清水朝一君
◎健康福祉部長(清水朝一君) ただいまご上程になりました報告第16号「財団法人箕面市
障害者事業団経営状況報告の件」及び報告第17号「財団法人箕面市
医療保健センター経営状況報告の件」につきまして、一括してその内容をご説明申し上げます。 本件は、本市が出捐いたしております財団法人箕面市障害者事業団及び財団法人箕面市医療保健センターの経営状況を、地方自治法第243条の3第2項の規定によりご報告申し上げるものでございます。 まず報告第16号「財団法人箕面市
障害者事業団経営状況報告の件」につきましてご説明申し上げます。 平成7年度の事業報告でございますが、障害者の雇用促進を図るための事業といたしまして、障害者の就労相談や情報の収集及び提供、並びに調査研究を行うとともに、障害者の職種開拓、職域拡大を図るため、本市からの受託事業として、市内事業所への職場実習事業、また独自のパイロット事業といたしまして、除草事業、観葉植物リース事業、リサイクルセンターのビルメンテナンス事業等を積極的に推進いたしているところでございます。 障害者の就労の場の確保並びに職域拡大を図るための事業といたしましては、本市からの受託事業といたしまして、都市公園の花壇管理等の緑化事業、及び市立リサイクルセンターにおいて缶・瓶の選別業務を受託し、また障害者の就労の場の確保と目的達成に必要な財源を確保するための事業といたしまして市立メイプルホール及び市立教育センターでの喫茶店運営、第一市民プールでの売店運営並びに物品販売等を行い、事業推進に努めているところでございます。 障害者問題の啓発及び基本的人権に対する市民意識の高揚を図るための啓発事業といたしまして、障害者の日記念シンポジウム、及び障害者問題がよくわかる講座を開催いたし、また各種イベントの企画並びにイベントへの参加、及び機関誌の発行等を継続して行ってまいりました。 次に、平成7年度の収支決算といたしまして、収入につきましては、基本財産及び運用財産の運用収入、受託事業収入、自主事業収入等により、当期収入合計は2億3,122万441円となり、これに前期繰越収支差額3,273万8,193円を加えますと、収入合計は2億6,395万8,634円と相なるものでございます。 支出は、雇用促進費、受託事業費、営業費、管理費、特定預金支出等により、当期支出合計は2億4,549万759円と相なるものでございます。 この結果、次期繰越収支差額は1,846万7,875円と相なるものでございます。 続きまして、平成8年度財団法人箕面市障害者事業団事業計画及び予算につきましてご説明申し上げます。 まず事業計画といたしましては、第1に、障害者の雇用促進を図るための事業といたしまして、障害者の就労に関する相談、情報提供及び調査研究事業等を実施してまいります。 第2に、障害者の職種開拓及び職域拡大を図るため、ビルメンテナンス事業等各種パイロット事業の本格事業化へ向け、さらに積極的に取り組んでまいります。 第3に、障害者の就労の場の確保並びに職域拡大を図るための事業といたしまして、都市公園の花壇管理等の緑化事業、リサイクル事業及びささゆり園管理運営事業を積極的に行い、また店舗数拡大予定の喫茶店運営事業におきましては、さらなる収益性の向上に努めるとともに、物品販売事業におきましても、事業の拡充発展に努めてまいります。 第4に、障害者問題を中心に人権意識の高揚を図るための啓発事業といたしまして、前年度に引き続き本市からの受託事業といたしまして、障害者の日記念シンポジウム及び障害者問題がよくわかる講座を開催いたし、また機関誌の発行を行ってまいります。 第5に、障害者の雇用の促進等に関する法律に基づきまして、障害者雇用支援センターの運営を行い、障害者に対する職業準備訓練等を行ってまいります。 次に予算につきましては、収入額及び支出額をそれぞれ3億5,746万7,000円の計上でございます。 これらの内容につきましては、受託事業の拡大及び昨年度の事業実績を基礎に、自主事業の拡充と経営の効率化を図るなど、障害者の雇用促進に向け鋭意努力してまいるものでございます。 以上の経営状況の子細につきましては、さきにご送付申し上げました平成7年度財団法人箕面市障害者事業団決算書並びに平成8年度財団法人箕面市障害者事業団事業計画及び予算書に記載されているところでございますので、ご高覧賜りますようお願い申し上げます。 以上で報告第16号の説明といたします。 続きまして報告第17号「財団法人箕面市
医療保健センター経営状況報告の件」につきましてご説明申し上げます。 まず平成7年度の事業報告でございますが、休日急病診療所事業といたしまして、箕面市医師会、箕面市歯科医師会及び箕面市薬剤師会のご協力のもと、医療機関のほとんどが休診となっております日曜・祝日及び年末年始における小児科、内科、歯科の急病患者に対しまして、診療を実施いたしてまいりました。 一方、保健センター事業といたしましては、総合健康診断、各種がん検診等を実施するとともに、地域健康相談及び糖尿病教室などの健康相談事業を実施いたし、地域住民の成人病等の予防と疾病の早期発見、早期治療の寄与に努めてまいりました。 また予防歯科センター事業といたしまして、管理登録予防歯科制度に基づく小児歯科検診事業を中心に、成人の歯石清掃、予防指導等の事業を実施するとともに、市内保育所の就学前児童に対する歯磨き指導などの健康教育を実施いたし、歯の健康に対する意識高揚を図ってまいったところでございます。 次に、平成7年度の収支計算といたしまして、収入は事業収入、基本財産及び運用財産の財産運用収入、市からの補助金収入などにより、当期収入合計3億7,804万1,944円となり、支出は事業費、事務費、財産運用事業積立金などで、当期支出合計3億7,804万1,944円となっております。 以上の結果、当期収支差額及び次期繰越収支差額ともに0円と相なるものでございます。 続きまして、平成8年度財団法人箕面市医療保健センター事業計画及び予算につきましてご説明申し上げます。 まず事業計画につきましては、第1に、休日急病診療所事業といたしましては、地域の救急医療体制を確保するため、休日における小児科、内科及び歯科の急病患者の診療を実施いたします。 第2に、保健センター事業といたしましては、本年7月に総合保健福祉センター3階に移転いたし、各種検査機能の充実に伴い、総合健康診断及び各種がん検診などの一層の受診率の向上のため検診体制などの充実を図ることにより、市民の健康管理の拠点といたしまして、さらに努力してまいります。 第3に、予防歯科センター事業におきまして、管理登録予防歯科制度を中心に、その事業の推進のため、引き続き啓発活動に努めてまいります。 次に予算につきましては、当初予算の収入額及び支出額につきましては、それぞれ4億4,618万8,000円の計上でございます。これらの内容につきましては、住民の健康管理を推進するための検診者数の増加及び経営の効率化を図るべく、鋭意努力いたしておるところでございます。 以上、経営状況の子細につきましては、さきにご配付いたしました平成7年度財団法人箕面市医療保健センター決算書及び平成8年度財団法人箕面市医療保健センター事業計画及び予算書に記載されているところでございますので、ご高覧賜りますようお願い申し上げます。 以上、まことに簡単でございますが、報告第16号「財団法人箕面市
障害者事業団経営状況報告の件」及び報告第17号「財団法人箕面市
医療保健センター経営状況報告の件」のご説明とさせていただきます。
○議長(北口和平君) 次に日程第14、報告第18号「財団法人箕面市
国際交流協会経営状況報告の件」を議題といたします。 議案の朗読を省略し、人権文化部長から報告を求めます。人権文化部長 出水睦夫君
◎人権文化部長(出水睦夫君) ただいまご上程になりました報告第18号「財団法人箕面市
国際交流協会経営状況報告の件」につきまして、その内容をご説明申し上げます。 本件は、本市が出捐いたしております財団法人箕面市国際交流協会の経営状況を、地方自治法第243条の3第2項の規定によりご報告申し上げるものでございます。 まず平成7年度決算でございますが、協会設立4年目を迎えまして新規自主事業の開拓、また既存事業の継続拡大を図るとともに、収支の均衡に十分留意し、事業執行に努めてまいったところでございます。 決算の具体的内容につきまして、まず事業報告でございますが、国際交流を促進するための事業といたしまして、市民参加型の国際交流を目指すボランティアバンクの積極的な運営、並びに地域の特性を生かした大阪外国語大学留学生ホストファミリー事業、またモレロス大学箕面研修の海外大学受け入れ事業、そして箕面市とニュージーランド・ハット市との国際協力都市提携の調印に伴う市民交流分野でのサポートをいたしますため、ハット市姉妹都市協会を含めての4者間調印をいたしたところでございます。この調印式は昨年7月にハット市で行い、それに付随する事業として日本文化を披露し、ハット市民に日本文化を理解していただくために市民文化使節団を派遣し、「箕面フェスティバル」を開催いたしたところでございます。 次に、国際理解を深めるための研修事業といたしまして、国際理解講座の開催や多文化理解講座「ふれあいワールド」、ヒューマンコンサート、国際シンポジウムの開催、地球フェスティバル、青少年国際交流ツアー、国際理解教育セミナーなどの開催をいたしてまいったところでございます。 また情報提供事業といたしまして、協会紹介パンフレット、ニュースレター並びにボランティア通信誌、英文情報誌の発行、さらに国際交流団体に対する支援事業といたしまして、箕面国際交流ネットワークの推進や助成制度の運営、そして在日外国人支援事業といたしまして、日本語教室の開催や日本文化紹介などに積極的に取り組んでまいったところであります。 次に、平成7年度の財務報告でございますが、まず収支計算でございますが、前年度からの繰越収支差額が1,340万5,382円、基本財産運用収入、自主事業収入及び補助金収入ほかの当期収入額が、一般会計及び特別会計を合わせまして9,308万2,132円でございます。 これに対し、自主事業費、管理費及び共催事業費ほかの当期支出額は、一般会計及び特別会計を合わせまして9,303万4,343円でございます。 以上の結果、次期繰越収支差額は1,345万3,171円と相なるものでございます。 続きまして、設立5年目に当たります平成8年度財団法人箕面市国際交流協会事業計画及び予算につきましてご説明を申し上げます。 まず事業計画につきまして、本年度は、ボランティアバンクを登録者にとって真に活動しやすい制度に改革するほか、市民の国際感覚を涵養するための事業の実施や、市民の国際理解、国際協力を深めるための機会の提供に努めてまいりますとともに、国際協力都市を締結いたしましたニュージーランド・ハット市との市民交流などの諸事業につきましても、積極的な事業展開を図ってまいる所存でございます。 続きまして、平成8年度予算でございますが、収入・支出予算額は一般会計及び特別会計の合計で、1億1,892万円でございまして、これらの内訳につきましては、昨年度の事業実績をもとに必要額を計上いたしておるところでございます。 以上、経営状況の概略をご説明申し上げましたが、詳細につきましては、さきにご送付をいたしました平成7年度財団法人箕面市国際交流協会決算書及び平成8年度財団法人箕面市国際交流協会事業計画及び予算書に記載をいたしておりますので、ご高覧を賜りますようお願いをいたします。 以上、まことに簡単でございますが、報告第18号「財団法人箕面市
国際交流協会経営状況報告の件」のご説明といたします。
○議長(北口和平君) 次に日程第15、報告第19号「専決処分の承認を求める件」及び日程第16、報告第20号「専決処分の承認を求める件」、以上2件を一括議題といたします。 議案を朗読いたさせます。事務局長 石田憲和君
◎事務局長(石田憲和君) (議案朗読)
○議長(北口和平君) 健康福祉部長から報告を求めます。健康福祉部長 清水朝一君
◎健康福祉部長(清水朝一君) ただいまご上程になりました報告第19号「専決処分の承認を求める件」「平成8年度箕面市特別会計国民健康保険
事業費補正予算(第1号)」及び報告第20号「専決処分の承認を求める件」「平成8年度箕面市特別会計老人保健医療
事業費補正予算(第1号)」につきまして、その内容を一括してご報告申し上げます。 まず最初に報告第19号「専決処分の承認を求める件」につきまして、その内容をご説明申し上げます。 本件は、平成7年度箕面市特別会計国民健康保険事業費の収支に不足が生じたため、繰上充用が必要となったことにより、「平成8年度箕面市特別会計国民健康保険
事業費補正予算(第1号)」につき、地方自治法第179条第1項の規定により、平成8年5月31日付専決処分いたしたものでございます。 今回の専決処分による補正額は、第1条にございますとおり、歳入歳出ともにそれぞれ4億384万2,000円の追加で、これにより歳入歳出予算の総額はそれぞれ67億3,713万4,000円と相なるものでございます。 この内容につきましては歳出予算からご説明申し上げます。 第8款繰上充用金、第1項繰上充用金におきまして、前年度繰上充用に係る補てん金といたしまして4億384万2,000円を新規計上いたしたものでございます。 次に歳入予算につきましてご説明申し上げます。 歳出予算補正額の財源措置といたしまして、第8款諸収入、第2項雑入におきまして4億384万2,000円を追加いたしたものでございます。 以上で報告第19号のご説明といたします。 次に報告第20号「専決処分の承認を求める件」につきまして、その内容をご説明申し上げます。 本件は、平成7年度箕面市特別会計老人保健医療事業費の収支に不足が生じたため、繰上充用が必要となったことにより、「平成8年度箕面市特別会計老人保健医療
事業費補正予算(第1号)」につき、地方自治法第179条第1項の規定により、平成8年5月31日、専決処分いたしたものでございます。 今回の専決処分による補正額は、第1条にございますとおり、歳入歳出それぞれ6,191万1,000円の追加で、これにより歳入歳出予算の総額は71億5,658万1,000円と相なるものでございます。 この内容につきまして、歳出予算からご説明申し上げます。 第5款繰上充用金、第1項繰上充用金におきまして、前年度繰上充用に係る補てん金といたしまして6,191万1,000円を新規計上いたしたものでございます。 次に歳入予算につきましてご説明申し上げます。 歳出予算補正額6,191万1,000円の財源措置といたしまして、まず第1款支払基金交付金、第1項支払基金交付金におきまして4,926万円の追加で、これは平成7年度老人保健医療の精算に伴う過年度収入でございます。 次に第2款国庫支出金、第1項国庫負担金におきまして1,153万円の追加で、これは平成7年度老人保健医療費の精算に伴う過年度収入でございます。 次に第3款府支出金、第1項府負担金におきまして112万1,000円の追加で、これは平成7年度老人保健医療費の精算に伴う過年度収入でございます。 以上、まことに簡単ではございますが、報告第19号及び報告第20号のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(北口和平君) これより一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。 (“なし”の声あり)
○議長(北口和平君) ないようでございますので、これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。以上2件についてはいずれも委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (“異議なし”の声あり)
○議長(北口和平君) ご異議なしと認めます。 よって以上2件についてはいずれも委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより一括して討論に入ります。討論はありませんか。 (“なし”の声あり)
○議長(北口和平君) ないようでございますので、これにて討論を終結いたします。 よってこれより報告第19号「専決処分の承認を求める件」及び報告第20号「専決処分の承認を求める件」、以上2件を一括採決いたします。 以上2件をそれぞれ報告どおり承認することにご異議ありませんか。 (“異議なし”の声あり)
○議長(北口和平君) ご異議なしと認めます。 よって以上2件はそれぞれ報告どおり承認されました。 次に日程第17、第60号議案「
工事請負契約締結の件」及び日程第18、第61号議案「
工事請負契約締結の件」、以上2件を一括議題といたします。 議案の朗読をいたさせます。事務局長 石田憲和君
◎事務局長(石田憲和君) (議案朗読)
○議長(北口和平君) 総務部長から提案理由の説明を求めます。総務部長 池永 稔君
◎総務部長(池永稔君) ただいまご上程になりました第60号議案「
工事請負契約締結の件」及び第61号議案「
工事請負契約締結の件」の2議案につきまして、一括して提案理由とその内容のご説明を申し上げます。 まず第60号議案「
工事請負契約締結の件」につきましてご説明申し上げます。 この内容は、北芝住宅第2期住戸改善工事でございます。本工事は、A・D棟40戸の各部屋の増築及び外構整備工事でございまして、去る5月27日不動建設株式会社箕面営業所ほか10社により指名競争入札を執行いたしましたが、最終回の入札第3回目におきましても落札決定しなかったため、地方自治法施行令第167条の2第1項第6号の規定に基づき随意契約を行いたく、最低入札業者である大末建設株式会社から見積書を徴しました結果、4億3,028万2,500円で決定いたし、平成8年7月1日から平成9年3月14日までの工期をもって施行しようとするものでございます。 次に第61号議案「
工事請負契約締結の件」につきましてご説明申し上げます。 この内容は、みのおライフプラザ周辺整備工事でございます。本工事は、みのおライフプラザ周辺の舗装、植栽及び排水工事の外構整備工事でございまして、去る5月27日、株式会社大林組ほか10社により指名競争入札を執行いたしました結果、株式会社竹中工務店大阪本店が4億5,320万円で決定いたし、平成8年7月1日から平成9年3月14日までの工期をもって施行しようとするものでございます。 以上、工事請負契約2件を締結いたしたく、地方自治法第96条第1項第5号並びに議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例の規定に基づきご提案申し上げるものでございます。なお第60号議案及び第61号議案の契約保証金につきましては、箕面市契約規則第26条第1項第1号の規定に基づき、履行保証保険証券の提出によりこれを免除いたすものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第60号議案及び第61号議案の2議案につきましてのご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(北口和平君) これより一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。 (“なし”の声あり)
○議長(北口和平君) ないようでございますので、これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。以上2件についてはいずれも委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 (“異議なし”の声あり)
○議長(北口和平君) ご異議なしと認めます。 よって以上2件についてはいずれも委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより一括して討論に入ります。討論はありませんか。 (“なし”の声あり)
○議長(北口和平君) ないようでございますので、これにて討論を終結いたします。 よってこれより第60号議案「
工事請負契約締結の件」及び第61号議案「
工事請負契約締結の件」、以上2件を一括採決いたします。 以上2件をそれぞれ原案どおり決することにご異議ありませんか。 (“異議なし”の声あり)
○議長(北口和平君) ご異議なしと認めます。 よって以上2件はそれぞれ原案どおり可決されました。 次に日程第19、諮問第3号「人権擁護委員の推薦について意見を求める件」を議題といたします。 議案の朗読をいたさせます。事務局長 石田憲和君
◎事務局長(石田憲和君) (議案朗読)
○議長(北口和平君) 市長から提案理由の説明を求めます。市長 橋本 卓君
◎市長(橋本卓君) ただいまご上程になりました諮問第3号「人権擁護委員の推薦について意見を求める件」につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本件は、国民に保障されている基本的人権を擁護し、もって人権思想の普及高揚を図る目的で本市に置かれております人権擁護委員藤本滿子氏の任期が平成8年8月31日をもって満了となりますので、同氏を引き続き人権擁護委員に推薦いたしたく、ご提案申し上げるものでございます。 藤本氏は、平成2年6月1日から人権擁護委員としてその職責を全うされますとともに、人権擁護について豊富な経験と高邁な識見を持たれ、真に人権擁護委員として適任者であると存じ、ここに同氏を引き続き人権擁護委員として法務大臣に対し推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定によりご提案申し上げるものでございます。 何とぞよろしくご審議の上、ご答申賜りますようお願い申し上げます。
○議長(北口和平君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (“なし”の声あり)
○議長(北口和平君) ないようでございますので、これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件については委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (“異議なし”の声あり)
○議長(北口和平君) ご異議なしと認めます。 よって本件については委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 (“なし”の声あり)
○議長(北口和平君) ないようでございますので、これにて討論を終結いたします。 よってこれより諮問第3号「人権擁護委員の推薦について意見を求める件」を採決いたします。 本件については候補者を適任と認め、諮問どおり答申いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 (“異議なし”の声あり)
○議長(北口和平君) ご異議なしと認めます。 よって本件については候補者を適任と認め、諮問どおり答申することに決定いたしました。 次に日程第20、議員提出議案第3号「箕面市税条例改正の件」を議題といたします。 議案を朗読いたさせます。事務局長 石田憲和君
◎事務局長(石田憲和君) (議案朗読)
○議長(北口和平君) 提案者を代表して黒山議員から提案理由の説明を求めます。9番 黒山政之君
◆9番(黒山政之君) 議員提出議案第3号「箕面市税条例改正の件」について、提案者を代表してご説明申し上げます。 今回の条例改正の目的は、都市計画税を引き下げ市民負担を軽減するものであります。具体的には小規模住宅にかかわる都市計画税の税率の特例に関して、当分の間、200平方メートル以下の小規模住宅用地にかかわる第66条の規定の適用について変更するものであります。 以上、簡単でありますが、提案理由の説明とさせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(北口和平君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (“なし”の声あり)
○議長(北口和平君) ないようでございますので、これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件については委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (“異議なし”の声あり)
○議長(北口和平君) ご異議なしと認めます。 よって本件については委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので発言を許します。7番斉藤 亨君
◆7番(斉藤亨君) 私は、議員提出議案第3号「箕面市税条例改正の件」について賛成し、以下その理由を述べます。地方税法第702条で、市町村は都市計画事業または土地区画整理事業の費用に充てるため、都市計画区域のうち市街化区域内に所在する土地及び家屋に対し都市計画税を課することができると定め、第702条の4で、都市計画税の税率は課税標準額の100分の0.3を超えることができないと定めております。現在箕面市では、市税条例第66条で、税率を法定限度いっぱいの100分の0.3としております。しかしここ数年、政府自治省の方針で年々課税標準額を政策的にアップし、それに伴って固定資産税と都市計画税が増額になって、納税者から、なんでこんなに税金が上がるのかと、悲鳴が上がっています。バブル経済崩壊後、地価が下落しているのに税金だけが上がる、これはおかしいのではないかという市民の声は当然であります。長期間にわたって続いた不況のもとで市民の生活は苦しくなっているのに、税金だけがどんどん上がる、これほどの庶民いじめはないでしょう。 加えて、来春から現行3パーセントの消費税を5パーセントにすることが、自民、社民、新進などの勢力によってすでに決まっています。このようなときに、本件のように都市計画税を2分の1に減額する条例提案は、まことに時宜を得たものであります。200平方メートル以下の小規模住宅用地に適用することによって、消費税の影響を受けやすい庶民層の生活を守ろうとするものであります。平成6年度決算では、都市計画税収入は21億9,000万円でしたから、この条例改正によって、必要な財源は10億円以下と見込まれ、これは財政調整基金の一部で十分に充てることができます。6年前から大阪市や豊中市でも実現していると聞いています。何とぞ議員諸君のご賛同をお願いいたしまして、賛成討論とします。
○議長(北口和平君) 以上で通告による討論は終わりました。ほかに討論はございませんか。 (“なし”の声あり)
○議長(北口和平君) ないようでございますので、これにて討論を終結いたします。 よってこれより議員提出議案第3号「箕面市税条例改正の件」を採決いたします。 本案を原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(北口和平君) 起立者少数であります。 よって本案は否決されました。 次に日程第21、議員提出議案第4号「箕面市
ホタル保護条例制定の件」を議題といたします。 議案を朗読いたさせます。事務局長 石田憲和君
◎事務局長(石田憲和君) (議案朗読)
○議長(北口和平君) 提案者を代表して神田議員から提案理由の説明を求めます。8番 神田隆生君
◆8番(神田隆生君) 議員提出議案第4号「箕面市
ホタル保護条例制定の件」につきまして、提案者を代表して提案理由の説明を行わせていただきます。 第1条にありますように、この条例は本市の自然保護及び自然環境を保持するため、本市の河川に生息するホタルを保護し、その増殖を図ることを目的とするものであります。開発、河川の改修や農薬の使用、生活汚水の流入などで、全国的に人里の生き物が急速に姿を消してまいりました。各地で村おこし、まちおこしも兼ねて、ホタル保護を掲げる自治体が生まれてきています。このことは逆にそれほど事態が悪化していることの裏返しにほかなりません。幸い箕面市では、勝尾寺川でも箕面川でも今年もホタルが美しい光りを放っています。このホタルの生息する環境を保持するとともに、山間・山麓部だけでなく、人里でも自然環境を保全しようというものです。また「毎年ホタルの時期に大量にホタルを採取する者がいる、何とかならないか」という声が市民から寄せられます。「もみじだより」に25年余りホタルを飼育し箕面川に放流されている上原さんが紹介されています。その中で上原さんは、「1万匹近くの幼虫を放流しても、無事成虫になるのはそのうちの1割ほどです。しかも、えさのニナ貝の量が少なかったり気象条件が悪ければ、成虫になるまで2年もかかる場合もあります。おまけに成虫の命はたった10日から14日ほどですからね。だからホタルは見て楽しむだけにしてほしい。」と語られています。 第2条ではホタルの捕獲を禁止し、ホタルを保護し、その増殖を図ろうとするものです。高槻市ではホタル科全種を、高槻市緑地環境の保全及び緑化の推進に関する条例に基づき保護動植物に指定し、その保護を図っています。特にホタルについては広報紙等によるPRを行うとともに、パトロール、調査を行っています。また豊中市では、春日町2、3丁目に生息するヒメボタルを保護するため、ヒメボタル保全助成金交付要綱で、ヒメボタル生息区域の保全に努めています。どうかご審議の上、この趣旨にご賛同いただき、ご採択いただきますようお願い申し上げます。
○議長(北口和平君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (“なし”の声あり)
○議長(北口和平君) ないようでございますので、これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件については委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (“異議なし”の声あり)
○議長(北口和平君) ご異議なしと認めます。 よって本件については委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので発言を許します。7番斉藤 亨君
◆7番(斉藤亨君) 私は、議員提出議案第4号「箕面市
ホタル保護条例制定の件」について賛成し、以下その理由を述べます。 毎年箕面川、勝尾寺川、その他の場所で、6月上旬から中旬にかけてホタルが見られます。ホタルが生息するには、川岸を含む水中の食物連鎖が正常につり合っていることが必要で、したがって、水質、水温、水中の有機物の量、動植物
プランクトンの量などが適度に保たれていることが必要です。つまり、何もないという意味のきれいということではなく、生物にとって住みやすい意味のきれいということが大切なのです。とかく人間は、他の動物を排除して自分の都合だけで自然を破壊してきました。この反省に立って、自然を守ろうとする運動が起きているもので、自然にやさしい生活、動植物と協調する生活を求めるものであります。これはすなわち人間らしく生きようとする意思表示でもあります。私自身毎年6月の夜に、箕面川の中央橋から今井橋までの11の橋に立ってホタルを観察していますが、ホタルの光を見るたびにほっとしています。このホタル保護条例をめぐって他の会派から、「ホタルが増えているから、こんな条例は要らない、反対だ」という意見を聞いています。本当に増えているのなら、保護して、ますます増やそうとするのが当然ではないでしょうか。そして金もうけのためにホタルをとりに来る悪徳業者を排除するのに、その根拠となる条例が必要なのではないでしょうか。ぜひとも皆さんのご賛同を賜りますようお願いいたしまして、賛成討論とします。
○議長(北口和平君) 以上で通告による討論は終わりました。ほかに討論はありませんか。6番 藤沢純一君
◆6番(藤沢純一君) 通告なしの発言をお認めくださって、どうもありがとうございました。実は私が登壇いたしました理由は、先ほどの市税条例の改正の件については、いろいろなお立場があるだろうから、成立するのは無理かなというふうに思っておりました。しかしながら、このホタル保護条例、これはいろいろ説明されましたが、かいつまんで言えば、市内河川のホタルをとらないようにという、そういう条例案なわけです。だから皆さんこぞって賛成されるもんだというふうに、私は考えておりました。しかしながら、どうも流れが否決の方向に向かいそうである、本当におかしいことだなという思いがするわけです。 で、ちょうど私たちが4年前、市民の信託を受けて議員になってから、ちょうど4年の任期が過ぎようとしております。で、少し脱線しますが、私の感想を述べさせてもらいたいと思います。4年間で16回の本会議を、私たちは、少なくとも私は経験いたしました。そして、その中で思いますことは、この箕面市議会、本当にミニ国会に過ぎないなという、そういう思いがするわけです。具体的に申しますと、ある案が出ます、大部分は私と共産党の諸君が、例えば賛成します、そしたら残りの議員さんは反対に回る。そしてまた私と共産党の諸君が反対する。そしたら残りの議員は賛成に回る。こういう会派政治がまかり通ってきた4年間、あるいは、もうちょっと以前からあったわけでしょう。しかしながら、国会の場、例えば衆議院だったら議員が500人を超えております。そういう場では会派政治もある程度やむを得ないかもしれません。しかしながら、箕面市議会、わずか26人です、今。そして日々皆さんは市民の生の意見を聞かれて、そのことを持って議会に臨まれていると思うわけです。だから個々の議員さん、いろいろな思いを持っているに違いありません。だからここに保護条例の案があります、1人ひとりの議員さん、これを見られて具体的に反対を言われる方はやっぱり少ないと思うんです。しかしながら議場に臨むと、皆さん会派の立場でもって賛否を明らかにされます。 8月には選挙があって、新しい(“関係ないやないか、それは………”などと呼ぶ者あり)不規則発言、注意。
○議長(北口和平君) 静粛に。(呼ぶ者あり)結論を急ぎます。
◆6番(藤沢純一君) (続)ちょっと聞いてください。(呼ぶ者あり)これは言論の場ですよ。(“議長、制止しなはれ、そんなもん”“議案と関係ない”などと呼ぶ者あり)もう少しで終わります、ちょっと待ちなさい。(呼ぶ者あり)もう少しで終わると言うてるでしょ。
○議長(北口和平君) 発言者は本題に入ってください。
◆6番(藤沢純一君) (続)はい。で、要はね、国会、立法の府です。ところが国会の場で、その議員立法が本当に減っている。で、立法がすべて行政職員の手に任されている、そういう事態がいま来ているということが言われてます。そしてこれは箕面市議会でも同じことが出ていると、現象として出ていると思うわけです。(不規則発言多し)そしてだからね、議員提出議案、これ本当に4年間で数少なかったわけです。(呼ぶ者あり)
○議長(北口和平君) 発言は簡潔にお願いします。
◆6番(藤沢純一君) (続)はい。もう終わります。本当にね、議員提出議案が本当に少なかったというのが4年間の私の思いです。それをあえて共産党の諸君は、数少ない提案をされているわけです。そのことに私たちは、内容がおかしくなければ賛成する、そういう思いを表明して賛成討論を終わりたいと思います。どうもご静聴ありがとうございました。
○議長(北口和平君) ほかに討論はありませんか。八幡隆司君
◆15番(八幡隆司君) 市民にわかりやすい議会ということで、一方的な言われ方をし、会派云々ということで侮辱に当たるものではないかと、私はいま思うんでありますが、簡潔に一言、箕面市には環境保全条例という誇るべき条例があります。この条例は、一体、環境保全条例との関係をどのようにしたのか、その点において議員それぞれ考えるところがある、その意見を表明し、私は反対の立場で意見を表明します。(呼ぶ者あり)
○議長(北口和平君) ほかに討論はありませんか。 (“なし”の声あり)
○議長(北口和平君) ないようでございますので、これにて討論を終結いたします。 よってこれより議員提出議案第4号「箕面市
ホタル保護条例制定の件」を採決いたします。 本案を原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(北口和平君) 起立者少数であります。 よって本案は否決されました。 次に日程第22、請願第2号「意見書採択に関する請願」を議題といたします。 本請願の朗読を省略し、紹介議員である斉藤議員から趣旨の説明を求めます。7番 斉藤 亨君
◆7番(斉藤亨君) ただいま議題となりました請願第2号「意見書採択に関する請願」の提案理由を説明させていただきます。 この請願は、政府文部省に学習指導要領の見直しを求める意見書を箕面市議会として採択するよう、全教・箕面教職員組合から提出されているものであります。採択していただきたい意見書の案文を全文朗読いたします。 「学校5日制に対応する学習指導要領の早期抜本的改正を求める意見書」 平成7年4月より実施された、学校5日制の月2回実施は、文部省の調査においてもおおむね好評のうちに社会に受け入れられ、学校や地域・家庭のあり方に新しい変化をもたらしている。 しかし、現行の学習指導要領は学校6日制を前提に作成されたもので、教育内容が過密であり、子どもたちに過重な学習負担をもたらしている。そのことから早期の「つめこみ教育」や学力格差、学校嫌い等の教育の矛盾を生んでおり、ゆきとどいた教育の実現を困難にしている。 このままでは、基礎学力の保障や豊かな成長をめざす公教育の目的を達することは危惧される状況になっている。 よって、本市議会は、政府に対し、学校5日制の早期完全実施をすすめ、その円滑・安全な実施のための諸条件の整備とともに、学習指導要領の見直しと早期の抜本的改正を強く要望する。 1996年6月21日 箕面市議会 以上のとおりでありますので、何とぞよろしくご審議の上、ご採択賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(北口和平君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (“なし”の声あり)
○議長(北口和平君) ないようでございますので、これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件については委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (“異議なし”の声あり)
○議長(北口和平君) ご異議なしと認めます。 よって本件については委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので発言を許します。9番黒山政之君
◆9番(黒山政之君) 請願第2号「学習指導要領の見直しを求める意見書を採択する請願」に賛成し、以下その理由を述べます。 今日、いじめ、登校拒否、不登校など、子どもの教育の現状に多くの市民が心を痛め、解決の道を求めております。中央教育審議会においても、昨年来審議が進められておりますが、十分にその期待にこたえておりません。今後の教育の目標を「生きる力の育成」に置き、ゆとりの確保を掲げておりますが、文部省の教育政策に対して問題点をはっきり指摘せずに、その解決を学校、家庭、地域社会に求めております。今日の文部行政は、詰め込み主義の内容の学習指導要領でもって学校からゆとりを奪い、それについていけない子どもは、わからないのも個性だと放置し、人格まで成績評価の対象として競争をさせる新学力観を教師に押しつけているのであります。校則や体罰など、子どもの人権や自治を無視した管理教育をやめるべきであります。そして学校週5日制月2回実施から完全週2日制へ向かおうとしている中で、文部省は学習指導要領を今日的に見直しを図ることが急務であり、今回の請願に基づき意見書を本会議において採択することに賛成し、討論といたします。
○議長(北口和平君) 以上で通告による討論は終わりました。ほかに討論はありませんか。 (“なし”の声あり)
○議長(北口和平君) ないようでございますので、これにて討論を終結いたします。 よってこれより請願第2号「意見書採択に関する請願」を採決いたします。 本請願を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(北口和平君) 起立者少数であります。 よって本請願は不採択と決しました。 次に日程第23、請願第3号「消費税増税の中止と消費税の廃止を求める請願」を議題といたします。 本請願の朗読を省略し、紹介議員である布議員から趣旨の説明を求めます。18番 布 邦夫君
◆18番(布邦夫君) ただいま上程されました請願第3号「消費税増税の中止と消費税の廃止を求める請願」について、紹介議員を代表し、提案理由とその内容を説明いたします。 本件は、市内中小商工業者などで構成されています箕面民主商工会の方からの請願であり、業者の立場はもちろん、幅広い市民の声を反映した切実な請願であります。なお説明につきましては、添付文書に示されております請願の趣旨及び請願事項を朗読をいたしまして、これにかえさせていただきます。よろしくお願いいたします。請願の趣旨 政府は1994年11月25日、消費税率を1997年4月に3%から5%に引き上げることを中心とした消費税増税法を国民の反対を押しきって成立させました。 このことは国民の信もとわず明確な公約違反であります。 橋本首相らは「消費税の97年度からの5%への引き上げは決定されている」などと言っています。しかし、もともと消費税は収入の低い世帯ほど税金の負担割合が高くなるという庶民いじめの悪税・生活破壊税です。また中小業者にとっては消費税はなかなかとれない営業破壊税です。 政府は増税の理由を「減税のため」と言いますが、税率5%でさえ増減税差し引きで年間所得900万円以下の人、国民の9割が増税になるのですから話は逆です。 また「高齢化社会のため」「介護制度充実のため」などの理由も年金や医療などを次々と改悪し、高齢者対策には消費税収の4.3%しか使っていないのですから成り立ちません! 消費税増税の本当の狙いは、アメリカと日本の大企業が要求する630兆円もの大型公共工事や軍事費を増やすための財源作りにあります。しかも今年9月までに「見直す」として橋本内閣の与党、竹村前蔵相は12%の税率アップを提唱するなど一層の税率引き上げをねらっており、これは断じて容認することは出来ません! 大企業を優遇している税財政制度を是正し、増え続ける軍事費や外国に比べて3割高と言われる公共工事費等を見直せば高齢化社会を支え、国民生活を豊かにする財源は十分に確保できます。 「赤ちゃんからお年寄りまで」収入のないものまで負担のかかる消費税は本当に許すことはできません!今すぐ消費税は廃止すべきです。請願事項 以上の趣旨に沿って次のことを箕面市議会において決議されるよう請願いたします。1.来年4月に予定されている消費税増税を中止すること。1.当面食料品非課税をただちに実施すること。1.消費税は廃止すること。 以上であります。なお、つけ加えておきますならば、さきにもありましたように、この増税を決めた国会は、93年の総選挙でだれも公約として掲げなかったばかりか、社会党などは税率引き上げ絶対反対と言ってきたほどであり、公約違反の産物であり、代議員制による間接民主主義のもとでの政治を否定するものと言わざるを得ません。生まれて74年、何よりも国民に掲げた戦争反対、国民主権、男女平等などをはじめとして、公約を守ることを大事にしてきた日本共産党として、ぜひ皆さんのご賛同を得たいのであります。しかもこの法案を定めた国会論議を通じて、政府は行政のむだを省くと言ってきました。しかし政府は、母体銀行の責任をあいまいにしたまま暴力団や政治家にも金を回した住専に、税金を6,850億円でなく、二次負担さえ行おうとしています。国会等移転調査会会長でさえ壮大なむだと言っている首都機能移転法案が執行されれば、建設費だけでも14兆と言われるほど、財政危機の中での浪費であります。そして消費税増税の果てしないレールに国民を引きずり込むことは断じて容認できません。皆さんもそう思われるでしょう。 最後に国民負担について述べておきます。先般朝日生命による試算が発表されましたが、年収700万円の平均世帯で、消費税の引き上げで約8万円、特別減税廃止で約6万円、合わせて14万円の負担増加、こうした影響で実質収支は2.2パーセント引き下げられ、業者にとっても大きな痛手を受けることになります。こうした消費税の引き上げは容認できるものではありません。皆さんのご賛同をお願いし、採択後直ちに文案作成に取り組んでまいりますことをあわせて表明し、提案理由の説明といたします。
○議長(北口和平君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (“なし”の声あり)
○議長(北口和平君) ないようでございますので、これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件については委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (“異議なし”の声あり)
○議長(北口和平君) ご異議なしと認めます。 よって本件については委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので発言を許します。8番神田隆生君
◆8番(神田隆生君) 請願第3号「消費税の中止と消費税の廃止を求める請願」につきまして、賛成討論を行います。 政府税制調査会は一昨日、6月19日、97年4月から消費税を5パーセントに引き上げることを確認しました。5パーセントへの引き上げにはマスコミの世論調査でも国民の8割が反対しています。どこから見ても、消費税の増税を合理化できる理由はありません。消費税の5パーセントへの引き上げで、家計は重い負担を背負わされます。先ほど布議員も指摘しておりましたが、朝日生命の経済月報7月号は、年収700万円の平均的世帯では、消費税の負担だけで約8万円増えるとしています。95年から96年の2年間実施されてきた所得税、住民税の特別減税の廃止で、さらに約6万円の負担増です。合わせて約14万円もの負担が増える計算です。消費税の負担がとりわけ重い高齢者や低所得者層への影響ははかり知れません。また消費税率アップなどによる負担増は、国民全体の消費への影響も大きく、景気の足を引っ張りかねません。産業界からも税率の据え置きなどを求める動きが相次いでいます。 村山内閣や大蔵省は、火の車の国家財政を立て直すとして、消費税の引き上げをねらってきました。消費税は、税率を1パーセント引き上げるだけで2兆5,000億円も税収が増える税制です。5パーセントを突破口に次々税率を引き上げ、財政収入を増やす打ち出の小づちにしようとしています。しかも橋本内閣は、増税する一方で、アメリカや財界の要求にこたえて財政のむだ遣いを続けようとしています。住専処理に6,850億、その上二次損失の半分を税金投入、2兆円以上との試算もあります。首都移転への費用は14兆円とも25兆円とも言われます。また軍事費は、今年度から2000年度の間に合計25兆円を超す計画です。国民の血税をこんなむだ遣いにつぎ込むやり方は、到底国民の納得を得られるものではありません。際限のない増税と血税のむだ遣いに国民と財政を引っ張り込むこの5パーセントは、断じて許せません。日本共産党は、今こそ財政のあり方を国民本位に転換する国民大運動の先頭に立ち、全力を挙げることを申し述べ、賛成討論といたします。
○議長(北口和平君) 以上で通告による討論は終わりました。ほかに討論はありませんか。内海辰郷君
◆26番(内海辰郷君) 討論に参加したいと思います。 これ消費税の増税の問題ですが、先ほどからいろいろ聞いておりまして、本当に憤りを持って討論に参加したいと思います。この消費税もそうですが、先ほど都市計画税の3パーセント、1.5パーセント、これも税の問題であります。この税をですね、どうするかということについては、本市の財政状況がどうなのか、あるいは都市計画税だけを引き下げることが、賃借人の人たちはどうなるのか、そんなことまで含めて、理事者ともですね、十分協議して提案してこられたというふうには、全く見えないのであります。で、この請願についてもそうであります。だれも税は低い方がいいでしょう。しかし私たちは中央であれ地方であれ、本当にしんどいことをですね、今どうしていくのか、税は出すな、公共料金は上げるな、このようにして本当に私たちの市が成り立っていくのかどうか、こういう請願についても、本当に他の会派も含め、ほかの議員、理事者とですね、十分検討して、性根を入れて出してくるというのが、私は神聖なる議会での行為だというふうに思います。先ほどから聞いていて、このような安易なやり方について憤りを持って、反対の討論にしておきたいと思います。以上です。(呼ぶ者あり)
○議長(北口和平君) 傍聴者は静粛にしてください。 ほかにございませんか。 (“なし”の声あり)
○議長(北口和平君) ないようでございますので、これにて討論を終結いたします。 よってこれより請願第3号「消費税増税の中止と消費税の廃止を求める請願」を採決いたします。 本請願を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(北口和平君) 起立者少数であります。 よって本請願は不採択と決しました。 次に日程第24、請願第4号「箕面市議会の
同和行政終結決議を求める請願」を議題といたします。 本請願の朗読を省略し、紹介議員である神田議員から趣旨の説明を求めます。8番 神田隆生君
◆8番(神田隆生君) 請願第4号「箕面市議会の
同和行政終結決議を求める請願」につきまして、紹介議員を代表いたしまして、請願の趣旨、請願事項をご説明いたします。なお本文代読をもってご説明とさせていただきます。請願の趣旨 封建的身分制度の残存物である部落問題を早急に解決するための同和対策事業が、27年間続けられてきました。地域の環境は大きく改善され、憲法のもとでの民主主義の前進とともに、自立を目指す同和地区住民自身の努力、市民の大きな協力によって、箕面市においても部落問題は解決の方向へ着実に前進しています。 引き続き「同和地区」を指定し特別施策を続けることは、部落問題の解決に逆効果をもたらすことは明らかです。また、市民を「差別者」扱いにした行政主導の「同和教育・啓発」の押しつけは、部落問題に対する市民の拒否反応をひろげています。 今年度末で、同和の特別法=「地域改善財特法」の期限切れをむかえます。いまこそ、同和行政を終結し、「同和教育・啓発」を廃止するときです。請願事項 箕面市議会において、以下の項目を内容とする
同和行政終結決議を採択されるよう請願いたします。1.箕面市は同和行政の終結宣言を行うこと。2.同和地区指定を廃止し、同和行政を終結すること。3.同和校指定をやめ、「同和教育・啓発」を廃止すること。4.「府同促・地区協」方式の廃止をすること。 以上であります。 ご審議いただき、よろしくご採択されますようお願いを申し上げます。
○議長(北口和平君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (“なし”の声あり)
○議長(北口和平君) ないようでございますので、これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件については委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (“異議なし”の声あり)
○議長(北口和平君) ご異議なしと認めます。 よって本件については委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので発言を許します。18番 布 邦夫君
◆18番(布邦夫君) 請願第4号「箕面市議会の
同和行政終結決議を求める請願」に対し賛成し、その理由を述べます。 この請願趣旨に述べられていますように、部落問題は解決の方向へ着実に前進しています。部落問題とは封建的身分制度の残存物であり、権力者の人民支配、収奪の機構としてつくり上げられてきたもとで、部落差別とそれを生み出す差別行政を、部落住民と国民の民主主義的な闘いでなくしていくことであります。水平社創立以来の部落住民と国民の民主的運動の成果のもとで、今日では行政にある不当な差別行政は基本的に改められ、それどころか逆差別の実態と、部落解放同盟に屈服し、不公正、乱脈行政を行ったもとで、新たな部落差別を生み出す要因さえつくり出す状況になっています。そうした運動の流れは箕面市政にも反映し、部落差別を生み出す行政的措置は基本的になくなってきました。私はこの市議会に送り出されて以来、この闘いの焦点は、箕面市行政と部落解放同盟の不当な二重、三重の差別行政のもとで、桜ケ丘地区住民へのいわれなき差別をなくする闘い、すなわち窓口一本化を打破することであり、1984年の答申を契機に、大きく転換が始まりました。もちろんこの答申が、それまでの行政的立場を残存し、不十分であり、随所に問題点を持っていたことは明らかであります。その後の進展は、おくれおくれとはいえ着実に行われ、行政的な差別現象は減少していき、今日にいたっています。ところがこの二重、三重の不当な措置を推進してきた方が、同和行政は永久に続くと発言するなど、同和行政たるものの理解を全く欠如したものであります。部落問題を理解しているような顔をして、引き続き部落差別の要因をつくり出したり、人の心にまで手を突っ込もうとする姿勢は、断じて許せないのであります。(“それはあんたやないか”と呼ぶ者あり)ふざけるな。不当な発言だ。議長、侮辱やないか。
○議長(北口和平君) 静粛に願います。
◆18番(布邦夫君) (続)発言取り消せ。ちょっと幹事長、ちょっと出てきて。差別者て、ちょっとあんな不当な、人権無視やないか、(“それはあんたや言うてる”と呼ぶ者あり)違うやないか、それを証明してみろ。(“それはあんたや”と呼ぶ者あり)なんで僕がそういう不当な立場をとっているんだ。